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“Visiting TAP” 教員免許状更新講習
8月9日、10日の2日間、教員免許状更新講習において「円滑な対人関係を促進するためのコミュニケーション」という開講名でTAPを実施し、35名の方が受講されました。
TAPが取り組んでいる、ユニークな体験型の学び合いを通して生徒間、教員間、保護者も含めた学校での人間関係のあり方に関して、具体的に様々なエクササイズを体験しながらグループ作りをしていく考え方や演習法を学んでいただきました。一般的に1日講習と異なり、2日間という時間枠なために、始まる前はどんなことをするのか?とある種の「不安」を抱きながら参加される先生方もいらっしゃったと思います。
しかし、その不安や心配は講習が始まって数時間後には全く感じられないほどの笑顔と楽しさが溢れる「学びの共同体」が築かれます。
初日は何と外気温が37℃でした。さすがの暑さからTAPホール内での「熱い演習」を体験され、2日目には屋外のチャレンジコースに出向いて、実際のグループワークを促進する道具を使っての活動を展開しました。
TAPはアドベンチャー教育の考え方を応用し、個人とグループが関係性を深めていくエクササイズを通して児童・生徒が学校の生活においてしっかりとお互いを認め合う「尊重する気持ち」、「共通の目標達成を目指す」、「チャレンジする気持ち」などを大切に育みながら、「安心感」を築いて個とグループの力を高めていくプログラムです。安心できる生活環境は、学ぶことのへの興味、探究心、意欲を高めていきます。
世界中で最新の教育が目指している SEL(Social and Emotional Learning)つまり「社会性と情動を高める学び」を具体的に学校や家庭、地域で展開できるプログラムを提供しています。
21世紀型教育と言われるこれからの社会・世界を生きる上で必要な能力とは何か?「生きる力」とは?に対して必要な基礎力を人との関係性の中で培われる力を育てようとチャレンジしています。
新学期には、参加された先生方が独自の発想から生徒達のモチベーションを高め、学ぶ楽しさ、関わる楽しさを伝えていってくれることでしょう。
“The possible's slow fuse is lit by the Imagination”
- Emily Dickinson -
授業担当者 難波 克己(Katman)
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