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2017.11.27

“Visiting TAP” 教育学部通信教育課程学習会

本年度も教育学部通信教育課程学生会主催の講師招聘学習会が開催され、11月18日(土)、19日(日)の2日間にわたってTAPを実施しました。学習会のTAP開催は古く、2000年の全人教育研究所時代から、各ブロックや支部での開催を重ねて来ました。ここ数年は学生会本部主催の招聘会として、TAPのフィールドをダイナミックに使うプログラムが展開されています。今年度はベーシックコース16名とチームビルディングコース24名、2コース総勢40名の参加者が集まり、賑やかな会としてスタートしました。

学習会のキーワードは「自己発見」「チームワーク」「アドベンチャー」で構成されています。活動では困難な目標をグループ自ら設定して、達成するまでの過程のなかで学ぶものとなっています。

初日はあいにくの小雨が降る天気でしたが、集まってくる学生は元気であり、今から始まる活動に期待を持っている様子も見える一方で、初めての参加の方々は多少の緊張感を持って座っている様子が伺えました。全員で朝の集会の歌から始まり、幼稚部ホールでアイスブレーキング活動を通して「グループ規範」について、また「チャレンジ」や「アドベンチャー」の仕方について体験しながら考え学びました。

午前中の後半から2つのコースに別れて活動が実施されました。今回のベーシックコースは一日体験コースであり、両日参加できない学生や初めてのTAP体験の方を対象にアドベンチャー教育を理解する目的で実施されました。チームビルディングコースはTAP体験豊富な方々のグループで、基本的な知識がある方がより深く学ぶ為のコースであり、集団からチームになるためのグループプロセスを通して自身を発見するプログラムとなっています。

ここ数年、通大の学生が出来るところでファシリテーションを実施する企画となっています。「TAPファシリテーター資格」を目指す学部生も参加をしながらお手伝いをするユニークなプログラムです。それぞれのグループは活動を進行させながら試行錯誤を繰りかえし、体験と支援の両面から学んでいます。また実際にグループにファシリテーションをして、参加者の学びの助けになるように支援している姿は頼もしさを感じています。

初日は夕方から、学内宿泊研修施設にて勉強会が実施されました。通信教育課程の湯藤定宗先生、TAP設立準備段階から関わっている教育学部の工藤亘先生、本学卒業生である関東学院六浦小学校の安藤修平先生からお話を聞くことができ、またとない機会が提供されました。

2日目は朝から好天の秋空で、各グループが積極的にチャレンジコースを使ってプログラムが展開されました。両日参加の方々も疲れも見せずに積極的に活動に参加している姿が印象的でした。最後に全体で幼稚部ホールにて「わかちあい」を実施して2日間の学びを共有して学習会が終了しました。

 

参加者が「ふりかえり」や「わかちあい」等で話していた内容や「振り返りシート」に記述したものを抜粋させていただきます。

「たくさんの刺激を受けながら、その後の自分の行動が微妙に変化していく過程も面白かったです」
「一人でやっているだけでは決して得られないような考えアイデアに触れることができました」
「今回、自分として自分でチャレンジして、今までの自分を超えていかなきゃいけないと思いました」
「今回の二日間で心が動いたことは間違いがないし、やれる!って気がしています。忘れないで過ごしていきたい」
「マイナスな意見を言っても、チームの中で解決ができれば、より良くなっていくと感じました」

今回の学習会の運営に尽力していただいた多くの方々に感謝をします。
Bring The Adventure Home!

TAP担当者 白山 明秀(Akky)

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