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US科目「フィールドワーク」野外体験教育プログラム冬季演習実施報告
報告:村井伸二(Shin)
【日程】2025年2月24日(月)〜2月28日(金)
【場所】弟子屈農場美留和晴耕塾及び近隣エリア、釧路周辺、網走周辺
【参加学生】玉川大学生5名(男性3名女性2名)内訳:(文学部3名、農学部1名、教育学部1名)、(3年生4名、2年生1名)
【演習趣旨】野外体験教育プログラム冬季演習では、受講生が玉川学園・大学の教育的に価値ある学外施設を活用し、雄大な自然環境で過ごすことにより、野外生活スキルや持続可能な環境のあり方について学びます。また受講生は、自然体験を通じて自己をみつめ、他の受講生との関係を育みながらソーシャルスキルを体得します。さらに、地域交流によって、その土地特有の自然環境、文化、歴史を体験的に学修し、これから必要なライフスキルや自然環境における知識を深めていきます。
【演習内容】
- 1日目
- 羽田発―釧路空港着、釧路駅移動(中食を兼ねて釧路駅周辺散策)、摩周到着、食材調達後に美留和塾着、夕食、施設オリエンテーション
- 2日目
- 朝食、牛舎の説明、牛舎清掃・牛の餌、各施設の説明、スノーシュー体験、夕飯、ふりかえり
- 3日目
- 朝食、牛舎清掃・牛の餌、屈斜路湖和琴半島、砂場見学、摩周湖見学、昼食、道の駅見学、牛舎清掃・牛の餌、夕飯、ふりかえり
- 4日目
- 朝食、牛舎清掃・牛の餌、施設作業体験、昼食、硫黄山見学、川湯温泉、夕食、ふりかえり
- 5日目
- 美留和塾退所、貸し切りバスで網走監獄見学、昼食、女満別空港着―羽田発、解散
【引率者の感想】
昨年の演習中終始吹雪とは異なり、天気は良かったのですが逆に例年の北海道道東の気温としては高かったように感じました(日中は2度から5度の時も、朝はマイナス10度以下)。さらに、雪も全体的に少なかった様でしたが、天候が急転することもあり、摩周湖に行くときには道中ホワイトアウト(前面の視界が真っ白でほとんど遮られる)に近い状況の中での移動となりました。しかし、すぐさま天候が回復し、「霧の摩周湖」を拝見することができました。このような天候の急変といった体験も自然環境が豊かな場所ならではだと思いました。都会では気温が高いことを感じますが、寒冷地での積雪の違いを見ることからも地球温暖化、気候変動の影響を感じながら理解できる機会だと思っています。
当大学で実施された事前授業ではTAPや農場での活動、そして学内のプラネタリウムで星座の観察を行いました。学生たちは弟子屈に来て実際に牛の世話や荒野に広がる白銀の上をスノーシューで歩き、夜は満点の星空を眺める経験をしました。大学での体験と弟子屈に来てみて行う体験との相違を肌で感じてくれたのではと思います。川湯ビジターセンターでの館長のお話しや硫黄山見学、そして川湯温泉を体験することで、歴史的かつ地理的といった自然環境を活用してきた人々の生活文化について、学生たちは感じることが出来たと言えます。さらに、美留和晴耕塾での心地良くありがたい施設で過ごしながら学生たちは自炊など共同生活ができたことも良い経験になったのではないかと考えます。学生の感想の中に「演習を通じて自然と共に生活している人の強さを感じた」とありました。学生たちはこの弟子屈の経験を非日常と捉えていますが、現地の指導してくださる先生方には日常になります。この日常、非日常についての固定概念が覆されることも学生にとっては刺激的な体験かもしれませんし、将来彼ら彼女たちがどこかでどのように生きていくか悩み、選択をする際にこの大自然全過ごした経験を思い出してくれたら嬉しい限りです。もっともっと多くの学生にこの体験を提供したいと考えています。
改めて健康を維持し安全に終了できたことについて現地の「フレンドリー」な農学部指導員の先生をはじめ、ご協力くださった方々に感謝を申し上げたいと思います。
さあ来年はどんな「でっかいどう北海道珍道中」が行われるか今から楽しみです!






【参加学生へのアンケート結果】

「雪国での生活を体験し、自分の住む地域とは異なる文化や習慣に触れることによって、それぞれの地域に根付いてきた暮らしやルールについての理解を深めることができたから。
牛のお世話を通して、普段はスーパーなどでお肉を買って調理して食べることしかしていないが、牛を育てたり管理してくれている人達がいるからこそ、私達は手軽に美味しいお肉を食べることができ、身体をつくっていくことができるのだと思ったから。」
「電気のない環境下において星を眺めたときは、宇宙の広がりや地球の壮大さを改めて考えることができ、何か心に沁みたものがあった。その綺麗な星空を次世代の人々にも見てもらえるようにするためには、現在の地球環境についてよく考えなくてはならないと改めて思えたし、私たち一人一人にできることは何かを考えるきっかけになったから。」
「初対面の子や、元々知っていたインターン、Shin、現地の方々にお世話になりながら、協力しながら北海道の大自然に触れて、様々なことを経験できたから。」
「冬の弟子屈に行くことができ、普段関わることのない方と生活できたから。」
「自然や動物に富んだ環境では普段大学生として過ごす中では得られない新しい感覚や好奇心を湧き立てられたためとても満足しました。他人と一つ屋根の下で過ごしたこともあまりない経験であったため、共存することとは何か共存するために自分が大切にしていることは何か、そして自分がそこで何ができるのかなどたくさん考えさせられました。
自身の知らなかった分野について学び、またそれを実践することが出来たから。」

「北海道の自然や動物、歴史、産物などについて、あらゆる視点や見解を踏まえて私たちの疑問にお答えしてくれて、小さな発見の積み重ねが私たちの学びを支えてくれたと感じるから。 また、一緒にご飯を食べたり雪の中で遊んでいただいたりと、年齢や性別、立場に関係なく交流することで、様々な意見や価値観を知ることができたと思うから。」
「とてもフレンドリーで、優しく教えてくださったから。また、指導外のところでも、学生がやっていることに興味を持ちながら話を聞いてくださったり、逆に教えてくださったから。
親切に対応してくれて、現地のことを分かりやすく解説してくれたから」
「自然や動物に対して知識の浅い学生に対しても興味を持てるような話をしてくださったり、実習が楽しく意味あるものとなるために精神的にも実習環境的にも様々な場面でサポートをいただきました。学生が持った疑問に対して楽しそうに返答してくださるのでもっと聞きたいと思えました。知識の豊富さやものごとを知ることに対する姿勢に尊敬しました。」
「細かなインストラクションとどんな質問にも答えていただき、大変お世話になったから。」

「施設内が綺麗でトイレやお風呂も綺麗で過ごしやすいと感じたから。 また、洗濯機や乾燥機が利用できたことにより、少ない荷物で過ごすことができたから。 薪ストーブの体験も初めてでとても新鮮だった。」
「寒い北海道でも半袖で十分な程に暖かく、共同キッチンや洗濯機、お風呂などもとても使いやすかったから。」
「演習の日数は少し短く感じたけれど、ちょうどよかったと思う。施設は新しく綺麗でとても使いやすかった。」
「実習日(数):満足 施設:快適な環境で過ごすことができたため、体調を崩すことなく、毎日心身ともに良い状態で実習に取り組むことができた。」
「施設は常に清潔で暖かかったため。また、敷地内に牛や育てるための施設が完備されており、移動する必要がなかったから。」
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