ColumnTAPコラム

2022.02.03

チームチャレンジコースの更なる安全な活動を目指して!
―増築したプラクティスエリアの可能性—

村井 伸二(Shin)

コロナ禍はまだまだ厳しい状況です。その影響でTAPセンターのプログラムが減少していますが、こんな時こそ発展を続けなければなりません。そんな中、“News”でも載せましたが、プロジェクト アドベンチャー ジャパン(PAJ)と協働してチームチャレンジコースのプラクティスエリアを増築しました。

【増築までの経緯】

チームチャレンジコースは2018年から数多くの皆様に体験していただきました。その中で、我々スタッフは体験を通じて色々なグループや参加者がいることに気づきました。
プログラムの指導では中段、上段に上がる前にはライフライン(ハーネスとワイヤーをつなぐ命綱)の使用方法、移動の仕方についてプラクティスエリア(地上にワイヤーが張ってある)で学びます。

しかし、参加者の中には高所という環境において、緊張しライフラインを上手く使えない、そして使い方を忘れてしまう方もいます。さらに、スタッフはライフラインの使用方法だけでなく、グループで課題解決をしながらスナップフック(ワイヤーと接続する金具)をどう安全に脱着するかといった安全確認をしていく難しさを目にしました(全てのケースではありません)。
そこで、もし地上の空いているスペースを活用し、高所のエレメントに行く前にグループでシミュレーションを行い、ライフラインの使い方、グループでの移動の仕方が体験的に理解出来たら、さらに安全につながるのではないか、といった我々の疑問と思いがプラクティスエリア増築までに至りました。

【エレメント紹介】

では既に専門用語が多く、分かりにくいと思いますが解説していきましょう。

〇チームログの下にできたエレメントです。
ポータブルのモホークウォークをイメージしていただくと分かりやすいと思います。グループは活動前にどのワイヤーにスナップフックを取り付けるか、そして脱着の際にはグループで安全を確認します。グループが進んでいくと活動に夢中になった際にライフラインのスナップフックの位置が適切かなど(課題解決を行いながらの安全確認)、グループのみんなで確認ができました。

〇マトリックスの下で活動するものです。
ポータブルのアイランズをイメージしてみてください。適度な距離に置いてある箱を利用しながら、グループで協力して進んでいきます。箱の位置によってはその都度ライフラインの長さを調整する必要があり、それをグループで指摘し合います。また移動する際は身体の移動と同時にスナップフックが素早く移動していきます。移動する前にスナップフックを身体の前に移動させておくなどグループで安全に確認し合うこともできました。

【プラクティスエリアの可能性】

今回はスタッフと有志の学生インターンでトレーニングを行いました(感謝!)。このことで、どのようなリスクが考えられマネジメントしていかなければならないか、それをどう高所のグループにファシリテーションしながら安全に楽しんでもらえるかについて考える機会となりました。

これらのエレメントを必ず使わなければならない訳ではありません。今まで通りライフラインの使い方を学んだあとに中段、上段に進んでもらってもOKです。これはオプションとして、この増築プラクティスエリアを活用していくことで、グループ数が多い際には他のグループがスポッティングに入ってもらうなど、工夫できる選択肢が増えました。プラクティスエリアが増築されたことで、参加者は更に安全かつ協力的に活動ができ、我々ファシリテーターにとってはグループのマネジメントにも効果があるのではないかと期待しています。

もう気が付いていただきました?まだこれらのエレメントの名前が決まっていないのです(名付け親は大変)。その理由は、我々の無理難題を快く引き受けてくれたPAJのスタッフが新しく開発してくれたエレメントだからです。つまり、またまた日本で初めてのエレメントができました!

色々な難しい専門用語を用いて解説してきましたが(すいません)、正直何を言っているか分からないという方がいらしたら「百聞は一見にしかず」「百聞は一体験にしかず」ですので、チームチャレンジコースを体験しに来てください!

TAPセンターはトライイング&エラーで様々な取り組みを継続していくつもりです。まずはみなさんコロナを安全に乗り切りましょう。これからもよろしくお願いします。

2022年2月1日 在宅オンライン中の村井伸二(Shin)より

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